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GWの過ごし方
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今日は気付いたら、韓国、香港、トルコとめぐって、連帯して運動をするということについて考え続ける日になっている。それは、そのような言説が近頃の左派からは、どうも聞こえなくなってきているから、飢えているのかもしれない。 反貧困のときにも顕著だったが、「右も左もない」という言説は、新自由主義への抵抗という題目の上でも大変よく提出される。その所以たるや、「右は自国民を護る」「左は資本の搾取に反対する」―ならば、両者が抵抗しているものは同じなのだから、国際資本に対して抵抗する上では、共同戦線を張るべきではないか、というところだろう。 非常にドメスティックなリクツである。形の上では、労働者=国民への正当な再分配、ある種の民族資本主義を求めるための大合作、なのだろうが・・・。 はっきり言う。 この日本という帝国に生きて抵抗せん、とする左翼がそんなリクツに乗るべきではない。 いや、この言い方だと大雑把か。
脱原発運動の現在の主流は「右も左もない」脱原発路線の追求という方針の上にある。 原発と核兵器の問題は、これまでの歴史を考えてもはっきりと背中合わせであるが、たとえば、その辺の問題から安保を論じようとすると、「シングルイシュー」を求めるコクミンの声がぎゃーすかぎゃーすか、かしましい。なんだ、この運動内自主規制? と思ったことは一回や二回ではない。 日本政府は1960年代後半、西ドイツと組んでの核開発を企図し、箱根でひそかに会談を持っている。このことはNHKのドキュメンタリーでも報じられているので、知っている人は多いと思う。 また、右翼政治家の中にも核兵器を開発せんとする意思をはっきりと公言し、ゆえに原発と核技術の維持は必要なのだ、と説く馬鹿正直な人もいる。安全保障の方面からの訴えは、日中関係あるいは日朝関係が悪化すればするほど、徐々にそちらに説得されていく人がいそうなので、潜在的な脅威たりう
選挙が終わった。選挙結果に対して、わたしと近しい人の多くは、意外なほどショックを受けているようだ。 そもそも、目下の社会問題として大きく報じられる脱原発、TPP、増税反対、どれについても積み重ねがあって支持層が固まり、躍進が予感できる党なんかあったのか? たとえば、脱原発デモに人が集まっている(どこまで実数かはかなり疑わしいが)とは言っても、地方選挙では脱原発を標榜した候補は負け続けた。ひとつふたつの事例がそうなら、個別の選挙戦略の問題として論じる余地もあるが、そうではないだろう。 ならば、まだ脱原発ですら、イシューとして多くの有権者の投票戦略を左右するほどには浸透していないということなのであり、そこから決定的な上積みがあったわけでもないから、今回の選挙になって急に脱原発候補が勝利するというシナリオがあるわけもないのである。 これは在日米軍基地問題についてもいえることで、そのことがどうに
社会の右傾化をネット右翼の躍進と結びつけて語る向きは本当に多い。 そして、ネット右翼を若者と結びつけて語る向きもまた、本当に多い。 そうしたものの考え方は、しばしば右傾化に反対する年長者から提出される。 おまけに、若者の属性に絡めた、極めて不確かな断定に基づいた攻撃が多い。 曰く「学力が低い」「ニート」「引きこもり」えとせとら、えとせとら。 そういうことを言う人に対して、心から問いたい。 なぜ、右傾化の問題を指摘するのに「若者」を、それも「学力」「職業」「社会活動」にひきつけて批判するのか? また、そんな批判の仕方がどれほど差別的であり、人間を生きづらくするか、考えたことがあるのか? ひとこと言っておこう。このブログで書いていることで察しがつくだろうが、私は反天皇制だし、反ナショナリズムだし、反排外を掲げている。 しかし、このような批判の提出をして平然としている人間は、いかに妥当な社会分
韓国大統領・李明博が「訪問したいのであれば、(日本の植民地支配からの)独立運動で亡くなった方々を訪ねて心から謝罪するのならよい」と8月14日に発言した件。8月15日の前日にこの発言があったこともあって、かなり大きな波紋を投げかけているようだ。 しかし、この発言それ自体はきわめて当たり前な話だ。 植民地支配正当化の言説においては「近代化をなしえない朝鮮半島を近代化するのに大いに貢献した」論などという政治的フィクションが大真面目に語られたりするわけだが、そのようなフィクションを真っ向から否定するのが、まさに大日本帝国に弾圧され、殺された多くの人士の存在である。 朝鮮半島の自力発展の基盤を破壊したのが、大日本帝国であり、その原動力が天皇制であり、その責任者が世襲王権である天皇ではないか。何を盗人たけだけしいことを言っているのか。 謝罪を求められるのはあまりに当然だ。当然すぎていまさら強調する気も
閑話休題の第二段。 首相官邸前抗議、主催が警察の車からPAシステムで解散を呼びかけたと聞いて、さすがに誤報だろうと思ったら、どうやらそうではなかったということを知って驚いたわけだが。 先週金曜の行動はいっそうの警備の強化を受けたそうだ。警察が大人数の行動に対しては、隊列の分断を誘発して警備してくるのは、既に9・11の明治公園デモでわかっていたはずであり、首相官邸前でもそうしてくるであろうことは、予想がついただろう。 それにどう対処するのだろう、と思ったら、ますます警察とともに誘導を強めているようで、ツイッター内を見ていても、「シングルイシュー」主義を原則論から批判し続けてきた左派だけではなく、素人の乱のデモに係わった人たちや、労組の人、報道を見て官邸前に来始めた人からも不満が噴出しているようだ。 少し話がずれるが、官邸前の主催が掲げた「旗コード」に絡んで労組の人が原発再稼動反対を労組こそ言
3・11当日、わたしはずいぶんいろいろなところを、てけてけと歩いてまわった。おかげで翌日のきょうになっても未だに疲れが取れていない。 そして、そのうちのとあるデモの前段集会で、喪章をつけた日の丸が翻っているのを目にした。別に在特会が外から持ち込んだものではない。デモ参加者の手によって掲げられたものだ。その場所では、旗が持ち出される数分前に黙祷も行われていた。政府からしたら、まったくもって「してやったり」だろう。自分たちが何もしなくても自発的に黙祷政治に参加してくれるのだから。 おまけに、そこでは黙祷の際に私語をするものに対して周囲からとがめだてされる始末。わたしは、黙祷をやる個々人の心意にまで立ち入りはしない。しかし、あの局面で黙祷への同調を強制される筋合いはない。あの場には、政府に対して責任追及を貫徹したいし、国家的キャンペーンが張られているなかで黙祷に同調したくないという人も当然いたの
繰り返し、3・11の追悼政治について考える。 あの日、象徴としての天皇の働きが余すところなく白日のもとに示された。むこう1年くらいはこのテーマで文章を書き続けることができそうなくらい、大きな出来事だったと思う。いずれ、あまたの運動メディアがこの問題について多くの論考を提起することだろう。 アキヒトの病からこのかた、天皇キャンペーンのもとで3・11を迎えることになったわけだが、無垢にして非政治的装いを持った強烈なイデオロギー=国家そのものの表彰、として、アキヒトは自分の役割を存分に理解したうえで政治的に振舞ってみせた。 「被災者に対してお優しい言葉」をかけていたアキヒトが「病を押して」出席したことはニッポン的なセンティメントをさぞかしかきたてたことだろう。そして、前からわかっていたことではあるが、改めてはっきりしたことがある。国家儀礼は天皇によってしか表象されえないということである。権力が天
東京の反原発運動にまつわる愚痴をもうちょっと書こう。 正直な気持ちを言ってしまえば、色々とうんざりしているから。 具体例を出しちゃいますと・・・。 「原発がないと、この夏の電力需要のピークを越えられません」という原発推進派の言い分があったでしょ。5月くらいに、原発再稼動をやりたくてたまらない連中はしきりにそれを言っていた。 ソレに対して、原発反対派がどう応答したか。「電気があろうとなかろうと、危険すぎるから止めなければならない」ですむ話だと思うんだが・・・こう返答した人が多かったことに本当にがっくりきたのを覚えてる。 「今とまっている火力発電所、たとえば広野火力発電所を動かせば電気は足りる」 この言い分が登場して以来、デモなどでも「電気は足りる」というコールが増えた気がする。 しかし・・・ここで問題。 「広野火力発電所はどこにあるでしょうか?」 福島県浜通りの広野町です。 広野町は福島第一
野田首相がAPECを前にしてTPP交渉参加を明言し、あわただしさとともに反TPP論が街頭でもしきりに叫ばれるようになっている。この半年間、原発の問題にわたしもかかりきりになっていたので、自身も反省せざるを得ないのだけれども、運動のピークはもっと早く作っておきたかった。 というのは、野田は首相になる前から8月中旬にもTPP推進を明言していたからだ。あるいは、昨年11月に農林水産省が出した試算−「350万人の就業機会減、GDP減少8兆4千億」をふくむ、大きな打撃を予測―をめぐって、ことし2月に衆議院法務委員会で質疑が行なわれたときにでも、もっと大きな盛り上がりは作れていたと思う。じじつ、その頃、東北や沖縄では大きな集会がしきりに組まれていた。わたしの故郷などでは、今なお「反原発」よりは「反TPP」の方が、たくさんの人数が参加する。集会などでの参加人数比でいけば、反原発はどう頑張っても3桁、反T
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